2013年1月9日水曜日

NTT東日本とKDDIのずるい工事費請求

先日KDDIとNTTの光ファイバー戦争についてお話しました。

今回は両社の工事費のせこい請求方法について書きたいと思います。

これはNTT西日本のフレッツ光には関係ないのですが、

まず、KDDIの光ファイバーの工事費ですが、39000円ほど工事費がかかります。

NTT東日本ですが、こちらはと言うと25000円の工事費がかかります。

こほ法外な工事費、KDDIもNTT東日本も毎月1000円の分割で払うことになっています。
もちろん一括でも払えますが、払いたくないでしょ?

これが、なぜずるいかと言うと、この工事費毎月1000円の分割になりますが、それと同時に毎月1000の割引が適用されます。

つまり、1000円の工事費を請求して、1000円の割引を適用しているのです。

これは経営戦略で、つまり、長く使ってもらうためです。

もちろん工事費はすべて払い終わる前に、解約すると、残金が請求されます。全部払い終わってから辞めた方が断然お得な仕組みになっているのです。

せこいでしょ??

NTT東日本は前までは2100円の工事費だけで済んだのに、KDDIのまねを初めてしまいました。なんて残念な。

でも、長く使えば損はないので、別にかまわないですね。

2013年1月7日月曜日

auひかりとフレッツ光

我が家も無事、光回線を引く事が出来ました。

先日フレッツ光のNTT何とかパートナーとかいうところから電話がかかってきて、ADSLが無くなると言われ、だまされながら光に切り替えてしまったわけですが、結果快適で使えています。

大家さんは、壁に穴をあけた事に対して、なにやらいろいろ言ってきていますが、住人が快適にインターネットを使える事に対して、大家さんも幸せなんだと思います。

ところ、光回線を提供しているのはNTTだけではありません。

他にも、電力会社が提供している、eo光とかPIKARAとかメガエッグとかいろいろあります。
ただこれらは地域限定サービスです。

NTTの次にシェアが大きいのがKDDIのauひかりというサービスです。もともと東京電力のサービスをKDDIが頂いた感じになります。

KDDIは東京電力だけではなく、中部電力がやっていた、コミュファまで盗んでしまいました。

これで、KDDI帝国の光回線市場の本格的な参入になったわけです。

ところが、いまだに、NTTのシェアには勝てないみたいですが。

auひかりは全国の光回線加入者の中ではNTTに次ぐ2位のシェアを獲得しています。

ただ、西日本エリアだけで考えると、eo光に押されて、3位になっています。

そんなauひかりですが、何が良いかと言うと、今年4月から始まったスマートバリューです。KDDIはこれでシェアをかなり伸ばしています。

スマートバリューとは何かと言うと、auの携帯電話やスマートフォンとの設定割引です。
auひかりとauのスマートフォンを同時に使うと、1回線に付き1400円の割引が毎月適用されます。

しかも、この割引、スマートフォン1回線だけではなく、10回線まで割引を適用する事が出来ます。

つまり家族10人いれば毎月14000円の割引!

何気にすごい事になりますね。

しかも、このスマートバリューですが、auひかりだけではなく、eo光やJCOMなどあらゆる回線でスマートバリューを提供出来ます。auひかりにこだわらなくてもいいのです。

ただ、当然ですが、NTTのフレッツ光を使っていてもスマートバリューの適用は出来ないですね。

KDDIのこの戦略で、ぐいぐいNTTの客を奪っていきました。

ではNTTもドコモとのセット割引をやればいいではないか?

と思われる方もいると思いますが、実は、これ、法律で禁止されています。

NTTのように最も力のある会社が特定の業者と手を組んではいけない決まりになっているのです。
つまり、NTTとドコモは別会社、NTT東西とNTTドコモは手を組めないのです。

手を組めないわけではないのですが、NTTドコモと手を組んでしまうと、KDDIとも手を組む必要が出てくるので、結果意味が無い訳です。

そんなわけで、どうにもならなくなったNTTは、回線自体の値下げに走りました。

今月から始まった思いっきり割と、光もっともっと割引です。

これで最大で回線料金が30%ほど割引になります。

さてこのNTTの戦略は効果があるのでしょうか?

参考ページ
<a href="http://www.hikari-au.net/au/flets" target="_blank">フレッツ光とauひかりの違い</a>

皆さんも、このNTTの戦いを見守りましょう






2013年1月4日金曜日

ADSLは無くなる?光ファイバーへの移行への重要性

今まで我が家ではADSLoneの50Mタイプを使っていました。

このたび、NTTのフレッツ光の何とかパートナーとかいうところから、電話がかかってきて、フレッツ光に変更する事になりました。

NTT: もしもし、ゴウダさんのお宅でしょうか?

たけし君: はいそうですが。

NTT: 私NTT ○○パートナーの水野と申します。 このたびお客様のお住まいの地域でNTTの光ファイバーが開通したので、ご連絡を差し上げました。 現在のインターネットの回線は何をご利用していますか?

たけし君: ADSLです。

NTT: それはちょうどよかったです。 通常は光回線にすると当然インターネットの速度が上がるので、月額の料金が、高くなるのですが、光回線を、皆様に使っていただきたく、インターネットの料金も電話の料金も大幅に下げることで、今とほとんど差額無くお使いいただけます。

たけし君: ADSLで満足してるので大丈夫です

NTT: そうでしたか。 ただ、ADSLは地上波アナログ放送がすでに終了しているようにADSLも、みなさん使わなくなってきています。 現在なら工事費も免除され、ご負担なく光回線にお切換えが出来ます。 どうせいずれ切り替えるのであれば、ご負担が無いうちに切り替えた方がよろしいですよね?

たけし君: はい。そうですが。

NTT: ちなみにご自宅は、戸建てでしょうか、集合住宅でしょうか?

たけし君: うちはアパートです。

NTT: それはちょうど良かったです。 通常アパートの場合、申し込み人数が一定数居ないと申し込みを受ける事が出来ないのですが、今回の場合は、特別に戸建てタイプをアパートに導入することにより、戸建てタイプ並みの高速回線をアパートでも体感していただくことが出来るようになりました。
今回光回線にお切換えさせていただくにあたり、一つだけ行っていただきたい事があります。光回線の工事をするために、大家さんにご連絡し、簡単な電話の工事の許可を取っていただきたいと存じます。

たけし君: はい。

NTT: それでは私NTT○○パートナー水野が承りました。今後ともNTTをよろしくお願いします。


何でも、今のADSLより確実にスピードが上がり、確実に料金が下がるとの説明です。

なんと、その人の話では、ADSLがもう無くなってしまうとのこと!

これは大変です。このままADSLにしているとインターネットが使えなくなるという悲劇が!! と思い、その場で光にすることを決断しました。


ただ、問題は大家さんの許可です。パソコンも使った事が無い、おばあちゃんなので、はたして許可を取ることができるか?


さっそく大家さんに電話して許可を取る事にしました。


たけし君: もしもし○○(大家さんの名前)さん?

大家さん: あら、たけしちゃん元気?

たけし君: ちょっとお願いがあるんだけど、もうすぐインターネットが使えなくなっちゃうみたいだからNTTで工事が必要みたいなんです。その工事をやるのに大家さんの許可が必要みたいなんだけど、工事してもいいですか?

大家さん: 工事?? うちのアパートは、たくさん住んでる人がいるから、壊されちゃこまるよ!

たけし君: 大丈夫。電話配線の簡単な工事だけだし、みんなインターネットが使えなくなったら、アパート出ていっちゃうよ?

大家さん: あまり、工事とかは気がすすまないね~

たけし君: ありがとう! これでみんなインターネットを使い続ける事ができるよ!


ということで、なんとか無事工事の許可をもらいました。


それで、一ヶ月後、NTTの工事業者の人がやってきました。

いろいろ調べてみると、うちのアパートには電話の配管とか言うものが存在しないらしく、宅内に光ファイバーを引き込む事ができないそうです。

また、その他の方法でエアコンのダクトから引き込む事が出来るらしいのですが、電柱の位置関係で、それも無理とわかりました。

ただ!一つだけ方法がありました。

宅内に引き込む事ための、穴を空けてしまえば、問題ないとの事です。

大家さんの許可も取ってあるので工事業者の方にお願いして、ドリルで壁に穴をあけて貰いました。

直径1cmぐらいの穴が壁に空き、そこから細い光ファイバーを通す事にしました。

引き込んだ光ファイバーは壁の光コンセントと呼ばれる、コンセントに接続。

ONUと光電話対応ルーターも設置し準備完了。

これで、インターネットが使えなくなるという危機がなくなり一安心です。


後で、知人に聞いた話ですが、ADSLが無くなるのはずっと先の話だそうです。
しかも、キャンペーンも、昔からほとんど同じで、工事費の負担がないってのも、別に今だけって訳では無かったそうです。

ちょっと、だまされた気分ですが、最終的に、快適に使えているので、結果オーライだと思います。